空犬です。明日から始まるフェア、一昨日も書いたばかりですが、もう1回、宣伝させてください。昨年夏に続いて2回目、吉っ読のフェアとしては3回目となる「ナツヨミ文庫カーニバル2008」、明日6/1(日)から吉っ読3店で始まります! ナツヨミ文庫カーニバル2008 期間:2008年6月1日(日)~6月末頃 場所:BOOKSルーエ 弘栄堂書店吉祥寺店 リブロ吉祥寺店  BOOKSルーエは2階文庫フロアで、弘栄堂書店は改札に近い側のレジ斜め前、リブロはエスカレータを降りてすぐの右脇あたりでの展開を予定しています。上のパネルと下の冊子を目印に探してみてください。  一昨日の記事にも書きましたが、今回は、3店共通の本のほかに、各店担当が吟味した、それぞれのお店独自のセレクト本も並ぶことになります。いつも行くお店、通り道のお店、だけでなく、ぜひ3店を回ってみてください。思いがけない本に出会えるかもしれませんよ。 たくさんの方のご来店を、吉っ読一同、心からお待ち申し上げております。
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ルーエ花本です。 ばたばたしたり、 じたばたしたりしてます。 寒い日でした。 保坂和志「カンバセイションピース」新潮文庫 を読んでます。 夏の情景が丁寧に描かれてて、 それがじめっとしてなくて、 うらやましい気分になりました。 それから雨、 「雨恋」ですよ。 第二回文庫スター作品BY千葉酒飲み書店員の会。 まさに仕掛けるのにうってつけのシーズン到来でしょうか。 まだ途中までしか読んでないのですが、おもしろいです。 両作品の共通項は、猫がいきいきしてるとこです。 だから? って言わないでください。 経堂のとあるカフェレストランでお食事。 鯖の塩焼きを食べました。 手作り感漂う、かわいいお洒落なお店で、 鯖の塩焼き定食。 これでいいのだ。
ルーエ花本です。 下にありますが、6月からナツヨミ、フェアやります。 にぎやかな感じになりそうで、わくわくしてます。 それにつけても絶版本が、、 雨がやけに降って、 どうも自分は傘をさすのが あまり巧くないんだろう。 やけに濡れる。 問題は角度か。 北乃きい というタレントがいる。 タレントかアイドルか女優か。 それは知らないですが。 「きい」という名前はかなりカワイイ部類に属する。 なんてカワイイ名前なんだ、、 と初めてその響きを耳にしたとき戦慄した。 そんな北乃きいさんの写真集「北乃模様」が出てたので、 ちょっと写真集コーナーから拝借して、 2階のそこそこ目立つ小さな面陳列スペースに鎮座。 そこは「今週のキレイドコロ」というポップが常設されている。 毎週入れ替えていると言いたいところですが、 けっこう(かなり)長らく蒼井優ちゃんが飾ってありましたね。 その「北乃模様」撮影は藤代冥砂氏ですよ。 この人が撮る女性は、素な一面をのぞかせがちで危険です。 Mさんが先日ぼくとの約束をすっぽかしたので、 今夜は焼き肉をおごってくれました。 ぼくは遠慮をするときとしないときがありますが、 今回は特に致しませんでした。 で夏にやるイベントの打ち合わせ。
空犬です。お待たせしました。昨年夏に続いて2回目、吉っ読のフェアとしては3回目となる「ナツヨミ文庫カーニバル2008」が、6/1(日)から、吉っ読の3店、BOOKSルーエ、弘栄堂書店吉祥寺店、リブロ吉祥寺店で始まります。  ↑ナツヨミ中のぶっくん(by Hideyuki NOMO)。
今回は、吉っ読が自信を持っておすすめする3店共通=コアセレクトの文庫30点を用意しました。フィクションあり、エッセイあり、コミックあり、エンタメノンフあり、トンデモすれすれ本ありと、前回同様、ユニークなおもしろ本がたくさん集まりました。 じゃーん、こちらが今回の冊子です。3店で色分けしてみました(中身は同じです)。フェア30点にどんな本が選ばれているかは、この冊子をご覧ください。冊子はもちろん無料ですので、3店店頭で探してみてください。  去年のナツヨミと違うのは、共通の30点に加え、各店担当者が独自に選んだタイトルを加えた、ナツヨミ拡大版になっているところ。ナツヨミ30点は同じでも、隣に何を並べるか、関連本に何を用意するかは各店担当次第。いったいどんな本が選ばれているのか、どの文庫の隣にどんな文庫が並んでいるのか、そして、ナツヨミ文庫30点が各店でどんなふうに、そして何点に拡大しているのか……いつものお店、ひいきのお店だけではなく、ぜひ3店全部を回って、たしかめてみていただければと思います。 フェアの30点ですが、実は残念なことに、開始直前になって判明した品切れ本があり、実際は30に少し足りなくなってしまいました。でも、そこはあえて本を選び直すことはせず、こんな本も吉っ読では売りたかったんだ、というのがわかるようにと、冊子にはそのまま残してあります。品切れ本で欠けてしまった分は、各店が独自セレクト本で工夫、品切れ本の不在を感じさせない内容になっているはずです。 夏といえば、書店的にはやはり新潮社・角川書店・集英社の夏文庫。それよりもひと足早いこの吉祥寺の夏文庫「ナツヨミ文庫カーニバル2008」は、ひと月ほどの予定です。みなさまのお越しを、吉っ読一同、お待ち申し上げております。
ルーエ花本です。 休日。 いろいろとありました。 午前中、新宿キンコーズにて、 ぼくの私家版の詩集3冊を増刷。 正確には増コピ。 カラコピもあってけっこう散財。 ごついホッチキスで製本開始。 すぐにつらくなる。 W君とSさんに来てもらって強制労働を強いる。 3人でマニファクチュア(工場制手工業) なんとか完遂して喜び、労いあう。 報酬として近所の蕎麦屋で隔月末恒例の落語会があって、 二人をご招待。 以前から気になっていたイベントで自分も初参加。 西荻の地域ネットワークの強固さに感動。 落語のできるギタリストと名のる立川志隆さん。 ギターのできる落語家ではないと念を押す。 前半は歌詞のあるプリントを渡され、 唱歌を合唱。 「おお牧場は緑♪」 この曲、3番では 「おお仕事はゆかい 山のように積み上げろ」 と高らかに歌われるんですね。 後半は落語。 爆笑でした。 ちょっと調べてみたら、 立川志隆さんって、本屋の店長から芸の世界に入った人として 「本の雑誌」に登場していたりするんですね。 これはびっくり。 そいでシンガポール料理食べて、 いつものごとくぼくの部屋でだべる。 主に「超大陸パンゲア」の話。 紙に世界地図を描いて、大陸ごとに鋏で切り抜いて遊ぶ。 これが地政学だ。
ルーエ花本です。 吉っ読の看板作品になりつつある、 レペゼン吉祥寺青春短歌小説「ショートソング」。 相変わらずコンスタントに売れてます。 ショートソング&短歌コーナーは常設で、 著者枡野浩一さん直筆のポップ、コメントに彩られております。 吉っ読ナツヨミ三冠王記念冊子も置いてます。 他に短歌でくくって今押しているのは穂村弘さんの 河出文庫「求愛瞳孔反射」です。 伊藤整文学賞受賞帯は勝手につくって巻いてます。 短歌集ではなくて詩集なのですが、 中の一篇「獣姦爆撃機」は怒涛の傑作です。 念力短歌を提唱している笹公人さんの作品もひそかに置いてます。 なぜか早川Jコレクションより「抒情の奇妙な冒険」 扶桑社「笹公人の念力短歌トレーニング」 サブカル的な固有名詞を駆使して、ヘンテコなのに ワビサビが厳然と漂う独自の作品世界を築く方です。 ずいぶん昔の作品ですが、「ゾンビ先生」という連作がありまして、 初めて読んでびっくりしました。 一首引きます。 墓場から出でしゾンビ先生が「ムー」(学研)の取材に応じる夕べ しかしこの世界を知る以前に笹さんをあるライブハウスで目撃していたのです。 「宇宙ヤング」というデュオで郷ひろみばりの歌声を披露されていました。 そちらの楽曲もかなり面白かったのですが、 その際のつなぎのトークがまた大爆笑でした。 歌まねしている縁から実際に郷ひろみと会った話、 高橋名人と歌舞伎町で遊んだ話、 和田誠夫妻と食事をしたことがあるという噂もあります。 もう何がなにやら、、 ここからついに本題! 枡野さんより「ショートソング吉祥寺マップ」が届きました。 作品に登場するカフェ、お店の場所がバッチリわかる待望のアイテムです。 そして文庫にカバーとして巻ける仕様になっております。 紙クラフトでいい感じです。
ルーエ花本です。 角川春樹さんは、もの凄いとおもいます。 「魂の一行詩」はもっともっと評価されなくてはいけません。 どうもキャラクターが先行してますが、 作品がドープ(すごく奥が深いみたいな意味)です。 「神様のパズル」映画化にあたって、 インタビュー記事を「映画秘宝」に発見。 リードが「覚醒した男、角川春樹!木剣素振り33000回達成!!」 ってまたドえらいことに、、 三池監督の女の足へのフェチズムを執拗に追及したり、 誌面が濃いのが「映画秘宝」。 前号では件の「靖国」を中心に、映画を上映中止にすることへの 問題提起がメインの特集になっていたり、 映画誌の中では格別、映画愛が深いです。 今月号にもどってびっくりなのが、 漫画家いがらしみきおへのインタビュー記事。 「ぼのぼの」をライフワーク的に書き継ぐ一方、 「Sink」でホラー漫画の歴史をあっさり塗り替えてしまったり、 ぐっとさかのぼれば、ダウンタウン松本が影響を受けたと語る 「ネ暗トピア」があったり、最近一部の人に劇的に受けてる 新作「がんじょり」「かむろば村へ」を発表したりと精力的。 「かむろば村へ」は鳥肌立つほどおかしい。 他では絶対読めない、いがらしみきおしか描けないおかしさがあります。 このタイミングでいがらしみきおにホラー映画を語らす。 他では絶対読めない、映画秘宝しか載せないのは、おかしいであります。
ルーエ花本です。 休配。 新刊告知ボード、本日の川柳は、 「ドバイには 金持ちだけが 住んでいる」 だから?と言われるとグゥの音がどうしても出ない。 新潮文庫「蟹工船」がこんな売れ方(グイグイ売れてる) をするなんて、わからないもんです。 「楢山節考」あたりも現状に即した、読まれ方(蟹工船の場合は格差社会の底辺の労働環境) が発見、発明されれば、売れるかもしれない。 蟹工船が売れている理由は、そうした読み解き方だけでもない気が少しする。 個人の好みもあるでしょうけど、ジャケのデザインのクールさも一役買ってる気がする。 新潮社装鼎幀室の仕事でしょうか。 連動しているわけもありませんが、 祥伝社新書「超訳『資本論』」ちょい厚めの新書を ちょっとしたスペースに半分おふざけで一冊面陳、9面飾ってみたら あれよと売れてゆきました。 売れてスペースが欠けるたびに、 ちくまの「マルクス入門」などで補って妙に思想が偏ったゾーンになっちゃいました。 宮沢章夫の「資本論も読む」が手元にあれば、まっさきに置いたのですが、ありませんでした。
ルーエ花本です。 「聖者は口を閉ざす」読了。 主人公レイのちょっとダメな部分に大いに共感した。 善行をしている自分に酔って満足するタイプだよ、おれも!って。 この小説でなんとなくアメリカ社会の格差の現状がわかる。 のかもしれない。とか思いました。 インディ・ジョーンズのノベライズが出はじめた。 すごい余談だが、ずいぶん昔 「ヤング・インディ・ジョーンズ」という一時間ドラマがあった。 むこうでやったシリーズを吹き替えてテレ朝がやってた。 これがけっこうおもしろくて熱心に見た。 若き日のインディを演じた役者がショーン・パトリック・フラナリー。 こいつがウルトラ美形で肌ツヤツヤしてて、 乙女だったらファンレター書くかもしれないと思ったものだった。 絶対こいつは大物になる、と確信してたんだけど、 ならなかった。自分の確信なんてちっともアテにならない。 それにしても「ヤング~」って言われると島社長っぽい。 ふとおもったが島耕作は007に似てる。 女にモテて、そこから話が展開するから。
ルーエ花本です。 角川文庫の新刊が入りました。 恒川光太郎「夜市」が気になります。 夏の季語はホラー。 稲川淳二とかの季節です。 小松左京の「くだんのはは」は、こわかった。 ああ、思い出すとこわい。 中島らも「こどもの一生」もかなりこわい。 芝居しか観てないけど。 とここで生理的にとってもこわい話。 今朝、新刊の結束を解いて、ダンボールを開いたら、 あれがカサカサと中で蠢いている。 赤黒くてずいぶん昔から存在しつづけるタフな奴。 年がいもなく絶叫しました。 冷静沈着なSさんに全てをまかせて自分は勇気ある撤退。 朝っぱらから、肝がぺしゃんこ。 「サイゾー」 毎月ほんとおもしれい。 吉っ読次回フェアの作りもの、準備。 工場制手工業(マニュファクチュア)でクリア。 仲間と気になる新規オープンの食いもの屋へ。 香取慎吾似のイケメン、ネパール人のカレー屋。 気さくで日本語がぼくより巧い。 マイルドなカレーをナンでいただく。 旨い。 しめはエベレストコーヒー。 語らってて、ある伝統を重んじる学校では、 水泳の際、必ずアカフン着用という信じがたい事実 に直面した。 伝統には有無を言わさぬ迫力があります。 普通の学校でよかった。
ルーエ花本です。 今日もお休み。 日がな「聖者は口を閉ざす」を読む。 佳境。 「ショート・ソング」の枡野浩一さんが 吉祥寺にかまえたお店「四月」を訪ねる。 入口が白くて扉が低くて、かがんで入ると ゆったりとユニークな雑貨が並んでます。 スケボーのボードが棚板として利用されていて それも商品だったりして意表をつかれました。 ちょっとルーエに顔出して品出し。 宮部みゆき「孤宿の人」ノベルス版が入ってた。 澁澤龍彦と横溝正史のフェアを出した。 何年か前に井の頭公園で絵を売っていて、 その絵が自分のツボにドえらくはまって、 声かけて親交をあたためるようになった画家のYさんに 久しぶりに会いに行った。 上北沢なんですけど、急行に飛び乗って調布まで行ってしまい 約束の時間をとうにすぎてしまって平謝りだった。 ファミレスで近況報告。 「花本武物産展」のポスターを依頼してみたけど 今はすっかり画家モードのようだった。 ニューヨークのチェルシーという地区は今のアートの最前線らしくて、 英語能力ゼロで単身のりこんできて、 圧倒されて帰ってきたそうだ。 美術史を独学で学びなおして、作風を大きく変えていた。 成り行きで自宅兼アトリエにお邪魔して近作をみせてもらった。 ポップでコミカルだった以前と違って、迫力ある画面。 陶酔性というか、中毒性のようなず~っと見せられてしまう力のある絵。 ここをチェック。 ↓ http://www17.ocn.ne.jp/~yasu824/
連休です。 脅迫的なまでに恵まれた天候です。 フリペ「ルーエの伝言」の原稿を書いた。 完璧な文章など存在しない とおもいながらいつも書いてます。 買い物をした。 いつもよりやわらかいトイレトペーパーなんかを買った。 「尻セレブ」って名前だったら売れないだろうな。 大森の実家に用があって出向く。 まったく新宿より東は遠い。 アトレ大森のブックファーストさんは、 キレイな良い店だ。 ひさしぶりの実家には初対面の犬がいた。 ぼくは動物一般に特別な関心はないほうなんですが、 じゃれついてくるおそらく「コア」という名の 弟が突如招きいれた犬(何犬っていうのかもわからない) はけっこうかわいい。 保坂和志「カンバセイション・ピース」を読む。 7月に「花本武物産展」というイベントをやるにあたって、 デザインとかやってる幼年来の親友と打ち合わせ。
ルーエ花本です。 今月の集英社文庫新刊のラインナップは、 豪華でした。 先月でドル箱の北方水滸伝が完結してしまったので、 そうこなくっちゃって感じです。 恩田陸、常野物語の続編「蒲公英草紙 」 江国香織「すきまのおともだち」 荻原浩「さよならバースディ」 木村元彦「オシムの言葉」 そして田中啓文「ハナシにならん!」 笑酔亭梅寿シリーズの続編です。 これは、もう圧倒的に売る気まんまんです。 「ハナシがちがう!」一作目、 発売以来、平積み外したことありません。 「落語好きで、ミステリ好き 悶絶のおもしろさ!」 みたいなポップが効果あったようです。 常に佐藤多佳子「しゃべれどもしゃべれども」新潮文庫の隣です。 うちでは、田中作品の方がはるかに高回転です。 そういえば近所の蕎麦屋で、たまに落語家さんよんで、 ちょっとした高座やるんで今度いこう。
ルーエ花本です。 研修に来ていただいている出版社の新入社員の方に フェアを設えていただきました。 なにか自分が思い入れのあるジャンルでやってほしい と伝えて企画を練ってもらいました。 そうしてはじめたのが、 「野村訓市フェア」 野村訓市という人を、ぼくは不勉強で知らなかったのですが、 研修中のS君が熱く語ってくれて、多少知ることができました。 ここで説明はしませんが、 おもしろい人のようです。 その野村さんが、数か月前のブルータスの 読書特集に20代で読むべき本のリストを載せていました。 それを基にしたフェアです。 その中にケルアックの「路上」がありました。 野村さんの本へのコメントで、既訳のものは、いまいちなので自分が新訳したい、 とあります。 S君の出版社での目標は、それを現実のものにすることだといいます。 大した思い入れだ。 そういうフェアは売れる、売れないは、まあいい。 とにかくやるのだ。 良いフェアになった。
ルーエ花本です。 早川文庫NF、つまりノンフィクション。 このレーベルほどコアなとこってそうそうないとおもいます。 どうしても棚の位置としては、 外文のSF、ミステリーの只中で埋もれてしまう。 おもいきった棚替えが必要かな、 と常々おもいながら、なかなかできないわけです。 そんなハヤカワNFのけっこう規模のでかいフェアセットが入荷して、 展開しておるのですが、巻かれていた共通帯に 慄然としました。 なんつうか、、萌え絵です。 かわいいアニメ風の女の子キャラがあしらわれている、、 いったいどうしたんですか早川さん!? んで、添えてる文章が横書きで表から裏へ改行無しでつづいて、 裏のへりで改行して、また表から書き出す、 トリッキーな字組み。 表だけ一見すると、何が書かれてるのか非常にわかりにくい。 でも目を通すと、なるほどあんまり読み易くてもアレだな、とおもいます。 なんだかとっても自虐的なんですもの。 要は、早川文庫ってSFとかミステリーだけだと思ってるでしょう? そんなことないのよ、理系、社会系のノンフィク粒揃いなのよ。 と主張しているのです。 まったくそのとおり、 別役実「~づくし」のシリーズとか エセ科学をバッサバッサ斬りまくる一連のシリーズとか 読み応え抜群ですね。 そこに「萌え」のギャップ。 なんとも大胆な帯デザインだ。 荷解きした時、間違えて3階(コミック・ライトノベルのフロア)の荷物が 2階(文庫フロア)にあがってきちゃったのかとおもいました。 売れるといいな。
ルーエ花本です。 長野に「本の町」ができようとしているのをご存じですか? 高遠というところに古本カフェ「本の家」がこの五月にリニューアルオープンしたんです。 ここをチェックしてください。 ↓ http://hon-no-machi.com/#topかなり遠いですけど、いつか絶対行く! ソフトバンク文庫から北野武本が3冊同時刊行されました。 ロッキンオンが出してたあれですね。 武っていづれ政治家になったりするのかな。 ないですよねえ。 でも談志がほんの一時、政治やってた事実がいまだ信じられなかったりもするからな~
ルーエ花本です。 ねむいなーとおもいつつ懸命に文庫の棚をごそっと、 入れ替えた。 背が焼けていたり、傷んでいたりするものは、 売れないわけで、たまにしないといけないのですが、 けっこう骨おれます。 順に並べるのが大変。 とか言って、並べるのは、大部分手伝ってもらいましたが。 文春文庫新刊、古川日出男「ベルカ、吠えないのか」 には、単行本時にはなかった犬の系図が付いている。 芸が細かいです。 Wくんがブラックボードに毎日、 川柳を書きなよ、 って無茶なこと言う。 明日は、 なぜだろう レモンを握る スターたち っていうザ・テレビジョン川柳をしたためようかな。
ルーエ花本です。 休み明けは、いつも仕事がたまってて、 しんどいです。 ファックスもいっぱい。 品出しする荷物もいっぱい。 入れ替えるフェアもいっぱい。 これでスリップがいっぱいじゃなかったら男泣き。 こっそり「フジモトマサルフェア」をやってます。 動物マンガ新世代の巨匠です。 円熟世代の巨匠は、「ぼのぼの」のいがらしみきおかな。 最強に変なマンガ「かむろば村へ」の二巻を早く読まねば。 でも今は福満しげゆきに大規模にハマってます。 「妻」のかわいさたるや、、 店頭に新刊告知のブラックボードを設えました。 絵心あふれるスタッフの協力で、 いい感じです。 とりあえず、高田渡「バーボンストリートブルース」ちくま文庫を ジョージっ子必読とうたっておきました。 夏に「花本武物産展」というあやしいイベントを やろうかとおもってて、西荻城(自部屋)にて打ち合わせ。 昨日のレッドカーペットはおもしろかった。
ルーエ花本です。 ふとおもうところあって、このブログをもっとほぼ毎日のように更新してみようと決心しました。 吉っ読ブログなのに、みんな頑なに記事寄せてくれないのは、どういうことなのだ!? という想いは、とりあえず保留して、遠慮とか妥協せず、おれは書く、記す、遺す! 飽きるまでは!! であるからして、日々のぼく個人のどうでもいいようなことが、この場で垂れ流されることにもなります。 あくまで基本は、本とか書店とか出版とかがテーマのつもりですが、 脱線してたら、そこはなんとか寛大に、ご容赦くださいませ。 とか書いてる、休日です。 曇天の読書日和。 コンビニでジョジョの廉価版を買いました。 ずっ~っと買ってるんですが、一向に読み進みません。 このマンガは濃くて、体力あるときしか開けません。 宇田川さんにすすめられた「聖者は口を閉ざす」 読みすすめる。まだ全体像が見えてきません。 S英社のツナ子さんより先に読みきりたいからがんばります。 会田誠特集の美術手帖をまたパラパラと読む。 自分が面白いとおもったことを、面白がればいいじゃないか。 と妙に勇気づけられる。
ルーエ花本です。 辛酸なめ子先生サイン会 無事終了いたしました。 たくさんのご来場ありがとうございました。 天候にも恵まれて、良い感じでした。 先生はファンの期待に応えて 前髪ウィッグ着用でのぞんでくれました。 ファンの方々も心得ていて 二人も除霊のための塩を差し入れてくださいました。 今回の著作「女子の国はいつも内戦」において 最も届けたい読書層であるところの思春期女子の参加や、 店頭に席を設けての催しだったため 通りすがりの方の参加もあったりして 楽しい会でした。 当店の二階では、 「辛酸なめ子に学ぶ、女子力を養うための10冊フェア」 を展開中です。 念願の先生からのコメントも届きましたので近日中に形にします。 打ち上げも大いに盛り上がり、 その様子が先生のブログで紹介されております。 ↓ http://blog.smatch.jp/sinsan/前髪ウィッグで遊んでいて 当店の女子スタッフの頭からとれなくなってしまってる様子が笑えます。
ルーエ花本です。 「女子の国はいつも内戦」 辛酸なめ子先生のサイン会は明日です! 当日のご来店でも整理券ございますので、 みなさまお誘い合わせてのご来店お待ちしております。
ルーエ花本です。 阿佐ヶ谷の夜の喫茶店 「よるのひるね」で 御大、杉作J太郎先生と童貞漫画の巨匠、古泉智浩先生の トークショーを堪能してきました。 ひさしぶりに腹がよじれるほど笑いました。 古泉先生が女を買った話、彼女にさんざんな目にあった話、 杉作先生の童貞喪失体験、エアセックス秘話など、 基本的にシモネタですが、爽快でした。 フリペ「ルーエの伝言」最新17号が出来上がりました。 ご来店お待ちしております。
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