先日、例会報告で簡単に報告しましたが、枡野浩一さんの『ショートソング』が、吉っ読の初代三冠王に認定されました。これは、今年のナツヨミフェアで、同書が3店で売上げトップに立ったのを記念してのものです。3店では、『ショートソング』を、まだ知らない人読んでいない人たちにさらに広めていこうということで、店頭で大々的にプッシュしていくことになっています。

弘栄堂書店で早速、昨日から三冠王特製帯付き『ショートソング』が並び始めました。レジ前、コミック台、集英社文庫コーナーの3か所で展開中とのことで、気合いが伝わってきますね。

↑店頭展開開始直後の弘栄堂、レジ前の平台です(撮影は弘栄堂・新垣さん)。

↑こちらは「三冠王」の冊子です。枡野さんの受賞コメントも読めます。3店の店頭で無料配布しますので、ぜひチェックしてみてください。

↑これが、3店共通「三冠王」特製帯です。共通デザインのポップやパネルも店頭を飾ることになるはずです。各店店内でこのデザインが目についたら、ぜひ近くの棚をチェックしてみてください。ちなみに、これらは岡田さん、野毛さんほか、吉っ読の主に弘栄堂チームが中心になって作ったものです。
ブックスルーエ、リブロの様子も追ってこのブログで報告する予定です。各店では枡野さんのサイン本が用意されていることもあるようです。また、『ショートソング』だけではなく、コミック版ほか、関連書籍も並ぶはずです。何を一緒に並べるかは、各店の担当の腕のふるいどころ。思わぬ出会いがあるかもしれません。とくにいつまで、というフェアではないのですが、冊子やサイン本にはかぎりもありますので、吉っ読一押し吉祥寺小説にまだ出会っていない方がいらっしゃったら、ぜひブックスルーエ、弘栄堂書店、リブロ吉祥寺店の各店にかけつけてください!
スポンサーサイト
ルーエ花本です。
自転車小説3点セット。
「サクリファイス」近藤史恵
「自転車少年記」竹内真
「セカンドウィンド」川西蘭
を中心にちょっとしたフェアをしたい気分です。
休憩時間のマンガは、
古谷実「シガテラ」
これはおもしろい。
「わにとかげぎす」
よりはるかにおもしろい。
山崎ナオコーラの新刊
「カツラ美容室別室」
ゲラを読ませていただきました。
そこはかとなく良い小説だ。
人間関係の不思議で曖昧な部分が
いい具合に描かれてます。
古典的な命題の一つ。
男女に友情を成り立つか?
に果敢に挑んでいるんですね。
曰く
「(男女の)友情というのは、親密感とやきもちと
エロと依存心をミキサーにかけて作るものだ。
ドロリとしていて当然だ」
いいですね~
突然ですが、新解さんより一言。
「美貌と巧言とで次々に女性を誘惑し、遍歴することに生きがいを感じる反社会的な男」
それが「女たらし」ってもんだ!!
手厳しいぜ!新解さん!!
空犬です。先日「新文化」を読んでいたら、千葉会(酒飲み書店員の会)のみなさんが旅行に行かれたというコラムが。旭屋書店水道橋店の和泉澤さんの手になるそのコラム「京都“煩悩”旅行」によれば、旅行は、金土の1泊、行き先は京都、目的は京都の書店見学と、版元が紹介してくれた書店員さんに会うことだったのだそうです。
でも、そこは会の名前に“酒飲み”を冠するみなさんのこと、ただのお勉強旅行には終わらなかったようで、コラムのタイトルにあるように、煩悩方面の充足も十分に果たされたらしく、夜は当然、飲み会で盛り上がったりしたようです。ああ、いいなあ! いい大人がこんな修学旅行みたいなノリでわいわいやれるなんて! 実にうらやましい! 書店を回ったり、おいしいものを食べたり、お土産を買ったり、などなど、なんだかとっても楽しそう。いいなあ。
実は我らが吉っ読でも、合宿やろう、おー、みたいな話は何度か出てるんですよね。例会が後半にさしかかり、みなの酒量もそれなりのレベルに達すると、やれイベントだ、合宿だ、新しいフェアだと、いろいろ大きな話が出るんですよね。ただ、翌日には全員が見事にそれらを忘れていたりするので、一つも実現にはいたっていないのですが……。まあ、そんなわけで、我々吉っ読も行きたいです。合宿。研修。旅行。なんでもいいけど、とにかく。
でも、旅行というのはなかなかむずかしいですね。毎月の例会、ふだんの飲み会でも、みなの都合を合わせるのはけっこう大変です。吉っ読は、それでも、メンバーに早番で、かつ休みの曜日が決まっている人が多いので、集まりやすいほうです。それでも、1泊となると、前々から休みを合わせてなんてことをしなくてはなりませんからね。千葉会のみなさんも、記事によれば数名参加できなかったとあります。だから、最初は旅行じゃなくてもいいので、どこか近場の、しかしふだんは行けない街にくりだして、書店巡りをしたりというのもいいかも。あとは、これも近場で、少しマジメなものだと、取次さんの倉庫・発送センターをみんなで見学させてもらうのもいいねえ、なんて話もしています。
というわけで。そのうちに吉っ読でも、煩悩あふれまくる旅日記をサイトでご紹介できることになる、かもしれません。すでに自転車でばんばん出かけている人たちはいますけどね。ああ、ちなみにぼくは心身ともにやわにできているうえに、メンバーのなかでも最年長組ですから、旅行・合宿のときは自転車は勘弁してもらって、やっぱり新幹線でお願いします。
ルーエ花本です。
これこれこれの文庫化を
待ってたんだよ、こんちくしょう!
↓
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031979556&Action_id=121&Sza_id=C0「秘密の動物誌」ちくま学芸文庫
筑摩だから待てば文庫化は、間違えないとはおもってましたが、
学芸の方でしたね~
お値段が若干張ります。
でもちっとも気になりません。
これはやはり平凡社ライブラリ「鼻行類」と併売でしょうか。
と
書店員って人種はすぐに「○○と併売」って発想をしますな。
ハハハハハッ
サイクリングチーム・ルーエ武蔵野、花本です。
いや~
予想外でした。
前々より楽しみにしていた「ルーエ武蔵野」(ルーエのクラブ活動の一つで自転車乗り達が互いの技能を高め合う)の横浜走破につづく第二弾プロジェクトの日で、
9時に店に集合だったのですが、わたくし9時にわたなべ君が鳴らした携帯で起床してしまいました。
大失態。
昨夜、早川書房の方々とグッと呑んで、パッとやってしまったのが災いしました。
本日のメンツには、なんと坂本店長も含まれていたので恐縮至極です。
まず向かう先が宅の方向とあって、
店長、わたなべ君、そしてふくい君に来訪していただき、せっせと準備。
で、どこに行くかって飯田橋のトーハン本社なんですね。
クリスマスのフェア商品を仕入れるのが主な目的です。
道順は基本人任せで、ついていったら着いてました。
書籍出荷を担う倉庫、いわゆる店売は、
書店員にはたまらない魅惑の空間です。
あ、あれがある!
これは版元切れのはずでは!?
なんてしてたら、台車に本が山積みです。
ついついセレブのショッピングみたいな気分になってしまいます。
店長にもクギを刺されたので、だぶり入荷には、気をつけましたけど。
ランチはトーハンさんの食堂を利用させていただきました。
実に旨いサーモンフライを完食。
そして肝はここから。
帰るには、あまりに物足りない。
わたなべ君が「海いきたい」と
いうことで、「よし!いくか!!」
となって3人はお台場へ向けて爆走を開始。
流石に店長はお帰りになられました。
気がつけば銀座にいて、勝鬨橋を渡り、お台場。
自転車で銀座に来るってのは、真の都市生活者、メトロポ~リタンじゃありませんか。
恋人たちの遊戯場、お台場は自転車男3人には決して優しくないものの
それなりに楽しんでしまったのでした。
帰路は夜も更けて、我々も老けこんで、ちょいとペダルが重い。
道順は相変わらず尾いてってるのでよくわかりませんが、
表参道なんかを通って高円寺にいたりました。(←大雑把)
で、ディナーは焼き肉屋さん。
ごはんの大盛りが本当に大盛りでサプライズ!
油断すると雪崩がおきるくらいの盛り方。
店員さんが非常になんというか、チャーミングだったので、
惚れっぽいぼくとわたなべ君は、恋のライバルとなってしまったのでした。
なんだかんだで8時過ぎに西荻に至って、銭湯で裸の付き合いなぞしてから、それぞれ巣に帰ってゆきました。
「我々がどこにいくのかって?
それは自転車にきいてくれ」
空犬です。『LOVE書店!』の新しい号が配布になりましたね。早速手にとって見てみると……あれれ、なんだか知った顔が……おお! 我らが吉っ読の会長、花本氏と若手ホープの荘司くんが、枡野浩一さんとギョーザを焼いたりなんかしているではないですか! いつのまにこんなことを! リリーさんの会には副会長岡田氏も登場してましたから、なんだか吉っ読率、高いですねえ、『LOVE書店!』! というわけで、まだの方はぜひ書店店頭で探してみてください。
ところで。例会報告を忘れてました。先週10/31(水)は吉っ読の例会でした。今回のお題は、冬のフェア。選書はすでに済ませていたので、フェアのタイトルや時期、ポップなど店頭の展開方法などの相談で大いに盛り上がりました。
コミックフェアといっても、吉っ読でやるからには、売れ筋の作品を並べただけ、なんてフェアにはしないつもりです。詳細が決まりましたら、吉っ読のフェア案内ページで告知しますので、ご期待ください。
そうそう、枡野さんと言えば、今回の例会の話題、もう1つが枡野さんがらみでした。集英社のナツイチにも入っていた枡野さんの『ショートソング』が、ナツヨミフェアの売上げトップ、つまり三冠王を達成したのを記念して、枡野さんに三冠王のお祝いを差し上げようという会を企画しているのです。それに合わせて、3店で、『ショートソング』を大々的にプッシュして売ろうではないか、ということで、店頭での通年フェアのようなものを予定しています。こちらも、詳細が決まりましたらサイトで告知しますので、楽しみにしていてください。
ルーエ花本です。
冬はなんとなく地球が温暖化しても
いいかなと思ってしまいます。
そうこうしている内に
ツバルが沈んでしまう。
いかんいかん。
このところの休憩中のお供は、これ。
↓
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000007082805&Action_id=121&Sza_id=C0「吼えろペン」島本和彦 小学館
楽屋オチを滅茶苦茶にハイブリッド化した驚異のマンガ家マンガ。
超おもしろいです。
主人公のマンガ家がかっこよくみえてくるのが不思議。
無駄に熱いセリフが随所でキマルのです。
見開き使って炸裂すると興奮しますね。
これは良いとおもう。
↓
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031951061&Action_id=121&Sza_id=B0「千年紀のベスト100作品を選ぶ」丸谷才一/選 三浦雅士/選 鹿島茂/選 知恵の森文庫
無茶な企画ですな~
ちなみに一位は「源氏物語」
小学館文庫
「間宮兄弟」江国香織「いま会いにゆきます」市川拓司
なんかが入荷。
ぼちぼち強力なアイテムがそろい出して、
年の瀬だな~って気分になるのでしょう。
ああ、
今日も「ガリレオ」がおもしろかった。