今朝諸事情で1時間近く店の前で 待ちぼうける。 いわゆる鍵待ち。 深いため息。 その間に文春新書「寝ながら学べる構造主義」を読破。 サルでもわかる、みたいなフレコミは、 サルに失礼だとおもいますけど、 これなら穏便ですね。 すごく明解に構造主義のことが わかるのかとおもいきや 伊達に高卒じゃないせいか ぼくにはいまいち理解できませんでした。 4人の核となる思想家についての記述が中心の内容です。 あとがきで、 「レヴィストロースは要するに、「みんな仲良くしようね」と言っており、 バルトは「ことばづかいで人は決まる」と言っており、 ラカンは「大人になれよ」と言っており、 フーコーは「私はバカが嫌いだ」と言っているのでした」 とあって、 そうなのか~ とおもった次第。 それにつけても哲学者の名前ってなんでみんなカッチョイイんだろう? ボブとかキャサリンじゃ哲学者って感じがしない。 とハナモトは言っているのでした。 河出文庫の高田純次「適当教典」がえらく売れる。 強大な純ちゃんポップを作ったかいがあった。 この商品の凄いところは、 週売10とかのペースで動きながら 切れたら切れたで、 とくに問い合わせがないってところ。 荘司や空犬さんじゃないが、 ぼくも本買うとゴキゲン。 今日の2冊。 新潮文庫「月と菓子パン」石田千 早川Jコレクション「セルフリファレンスエンジン」円城塔 明日はオフ!
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弘栄堂の荘司です。 今月で還暦を迎える社員の方がいます。 僕が入った頃は書籍の副店長で、去年(?)からお隣の 文具店に異動になった店長のS藤さん。 実際に働きっぷりを見ても全然まだ60歳なんて感じさせない パワフルさを持っています。更に、僕らとボーリングをしたり ダーツをしたりと精神年齢は若いです。 (本人も自分が還暦を迎えたなんて信じられないとのこと。) 先日、ボーリングを一緒にしまして、その後食事している時に 古きよき時代の書店の話をしてくれました。 S藤さんが入社した30数年前は、 ・広辞苑や辞書などがワンシーズンに何百冊と売れて、 辞書専用の倉庫があった。 ・弘栄堂が開店したばかりの頃は、開店したその日に雑誌が完売状態 になり、棚がガタガタになった。 ・売り上げがよかったから大入りが毎日のように出た。 ・その当時、吉祥寺店だけで社員が30数人いた。 などなど。 とてもじゃないけど、今では考えられないことばかり。 そんだけ売ってたら、売るほうも楽しそうですよね。 書店員だけに限らず、物を売る職業の人にとって何が一番嬉しいか といえば、やはり商品が売れることでしょうから。 S藤さんは学参担当だったので、今回は学参のことだけしか聞けま せんでしたけど、他にも、人文担当だった書籍の現副店長のS藤さん (あ、同じ表記ですが別人です)からたまに「当時は人文書が 馬鹿みたいに売れた」なんて話を聞くにつけ、僕もその頃に 戻って働けたらな、なんて思います。 しかし、昔はよかったと懐かしんでいるだけではいけないわけで。 今、この現状をどうするか? 売れないと嘆いているだけではどうにもならない。 これは夏に「暑い暑い」と言うのと一緒です。 いかにして涼しくするか? 即ちどうやって売っていくのか? 人と物は時代とともに変わっていきます。 時代にあわせた売り方、そういうのを考えていかねば と、思ったりする今日この頃であります。 さて、S藤さんの還暦祝いに何をあげようかな。
朝、出勤するとコミック担当のS田さんが ビッグニュースがある、 と含んだ笑顔をみせる。 これはきっとよくないことなんだろうな~ とぼんやりおもったらば、 まあ、雑誌担当者がダウンしてしまい コミック一杯来てるから 雑誌一人で出しといて、 といったそれほどよくないことってわけでもなくて むしろ胸をなでおろし、せっせと結束を解くんです。 で、気になった雑誌がこいつ。 ↓ http://www.shinyusha.co.jp/thread/スレッド(晋遊舎) ご覧の通り。 サイゾー(インフォバーン)を彷彿とさせまくってます。 次号のサイゾーが楽しみ。 イヤミたっぷりな記事が載ることでしょう。 集英社文庫のナツイチイメージキャラの 蒼井優ジャケ限定文庫は、よく売れます。 夏文庫3社とも冊子をフリペ置き場に積んでるのですが、 これがまたナツイチの減りの早いこと。 そんで今度ロッキン・オンから 写真集が出るそうです。 これの続編ですね。 ↓ http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=4860520548きっと売れるのでしょう。 是非ともCDデビューとかしてほしくないタレントの一人ですね。 あと太田リナも。 ちなみに蒼井優とのキャラ契約は二年だそうで、 来年は一体誰になるのか大いに気になります。 集英社さん、太田リナ無理っすかねぇ? ルーエ花本
幻冬舎の「ゲーテ」が ビジネスに効く文庫本特集 ってのをやってました。 そっかそっか。 「キング」を自店立ち読みしましたところ、 なんやらけっこう好きな感じの雑誌になってるな。 売れてないみたいけど。 「妄撮」ってグラビア(男子の妄想目線を大胆にビジュアル化した代物) だけチェックしてしまう中学生とかいるんじゃないかな。 いないか。 で、今度「D.T.応援フェア」をやります! 近日書目をここでも発表しまっす!! ついでに目下、計画中のフェアを紹介しとかせてください。 まず以前より、言及している「仏像フェア」。 部長には春にやるべきじゃない? と言われましたが、いんじゃない? そして今日突如閃いたのが、 「盆栽フェア」 これいいよ。 要は宮田珠巳の「ホンノンボ ふしぎ盆栽」を 面陳したいって主旨。 パラダイス山元とあとはファンシーなミニ盆栽。 ジャイブの10月新刊のゲラ。 「悦楽の園」木地雅映子を読み始める。 これは、すっごいイイ予感。 それにつけても本の魅力を伝えるのって むつかしい。 「イイ!」とか「おもしろい!」とかばっか。 じゃらんの取材で「クラウド・コレクター」の ことをライターさんに語ったのですが、 おれの話、まるで要領を得てない! お客さんに 「なんかオススメの本ありますか?」 って問われると、 「来たな(!)」 と内心強張る。 書店員の技量が問われる見せ場ですよ。 先日、たぶん高校生くらいの女性から この質問がありました。 なかなかの読書家のようで、 伊坂とかで軽いジャブを打つものの 「読んでます」 しからば今こそこれだ。 「ひと呼んでミツコ」 とりあえず買ってくれました。 さらに重ねてリクエストが入る。 「ダイブみたいなスポーツものが読みたいんですけど、」 これは困った。 あんまり読んでないから。 そう、この方必ず「読んだんですか?」って 確認してくるんす。 なんだかんだでその時はミツコ含め 4冊くらい買ってくれたのですが、 去り際に 「また来ますから、それまでにスポーツもの選んどいてくださいね」 って微笑むじゃないですか。 宿題ですね、いわば。 んで、吉田修一の「最後の息子」収録の「ウォーター」が水泳ものの 佳作なので、これをすすめようと待ち構えていたらば、 ぼくのいない時に再び来店されたようでした。 同僚も同じ質問をされたようです。 偶然の以心伝心で、「ウォーター」をすすめたそう。 したらば、 「これ短篇ですよね?長編がいんですけど」 とのこと! 厳しい!! それでもまた4冊くらい文庫本買ってくれたらしい。 そしてぼくの勤務時間を確認して、 「また来ますから」 と言い残したそうです。 ガチンコっす。 ルーエ花本
弘栄堂の荘司です。 先日、SCのロールプレイングに参加してきました。 SCの副店長・次長・マナーの先生の前で模擬接客をして、 色々と御指導を頂くというものです。 そこで、本屋と服や雑貨を扱うお店とは お客様に対して商品を提示していく方法が違うということを 改めて実感しました。 雑貨屋や服を扱う店などは常にお客さんを意識して 店員が何かと積極的に近寄ってきては勧めてきますよね。 「こちらこの季節の新作です。」、「よかったら御試着してみてください」等々。(僕はそういう接客をされるのがあまり好きでないので いつも服屋などにいって声をかけられると曖昧に返事をして 逃げてしまいますが…。) でも、本屋はお客さんから聞かれない限り、こっちから何か 勝手にすすめようものなら 「静かに本を選んでいるんだから邪魔しないで!」というように うざったがられてしまいそうですよね。 しかも、自分よりもお客さんの方が知識があったりして 墓穴を掘ってしまうなんてこともなきにしもあらず。 そうなるとやはり本屋は「棚が勝負!」ということになるなぁ、 なんてボケーッと考えながら参加賞(商品券2000円分)をもらって 会議室を後にしました。 お店に戻ってから早速頂いた商品券で 原田宗典『劇場の神様』新潮文庫 ソルジェニーツィン『イワンデニーソヴィッチの一日』新潮文庫 梁石日『タクシードライバー日誌』ちくま文庫 久米田康治『さよなら絶望先生 9』講談社 を購入し、満足満足といったところです(笑) (本を買うと幸せな気分になるのです、僕は。)
暑い。 日でした。 人間が一生のうちに言葉にする 「あつい」はいったいどんだけなんでしょう? ああ、あつい、あつい。 なにかの雑誌が本の特集してたんですけど、 それが思い出せない。 つっかえてるな~ 今日発売の「タイトル」は時代小説の特集でした。 乱歩ファンが、 講談社の「貼雑年譜」以来の興奮につつまれる 新アイテムが登場しました。 こちら ↓ http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031925151&Action_id=121&Sza_id=A0 「江戸川乱歩小説キーワード辞典」 乱歩への情熱がびしびし伝わってくる快著です。 空犬氏、購入の意向を固めておりました。 いい値段ですけどね~ 朝日文庫の常備を入れかえたのですが、 ほんと背表紙の傷みやすさピカイチだなよ。 一冊うっかりダメにしちゃいました。 情報センター出版局が文庫を出す。 あの平山夢明の。 これ意外な事実。 英知出版が残念なことになって、 そこで出したものを絶版にしたくないと、 本人から申し出があったそうです。 時代ものなら佐伯泰英。 ホラーだったら平山夢明。 エロだったら睦月影郎先生。 に頭があがらないのが当世の文庫担当者なり。 ルーエ花本
はじめまして。リブロ吉祥寺店の筒井と申します。 ご縁あって、吉っ読の会に参加させていただくこととなりました。 みなさまよろしくお願いいたします。 さてさて当店でも入口壁面にてナツヨミフェア展開中です。 (撮影:空犬さん。ありがとうございました!)  上二段がナツヨミとなってます。 皆さんほんと多種多様。それが魅力。 アイテムは違えど、向いてる方向は 奇しくも同じだったりすることも。 そう。弘栄堂岡田さんセレクトの 大槻ケンヂ『リンダリンダラバーソール』(新潮文庫)と 私セレクトの みうらじゅん『アイデン&ティティ24歳/27歳』(角川文庫) は併売状態。隣り合わせ。 夜空の星座。男の星座。はうあ。  中段下段は三浦展さんの『吉祥寺スタイル』(文藝春秋) 『たのしい中央線』(太田出版)などで 吉祥寺関連常設棚として展開してます。 『Hanako』「吉祥寺特集」(マガジンハウス)には各書店が、 『東京生活』(出版社)には吉っ読会長、ルーエ花本さんが載っています。 まだまだ売れてます。外せません。 次回フェアは私達リブロ勢も 企画段階からガチっとコミットしていく所存。 みなさまよろしくおねがいいたします! 筒井
今夜は、例会でした。 毎度おなじみのお店が開店3周年の お祭仕様で気分の盛り上がりも3割増しです。 浴衣。 日本の服飾文化の粋ですね。 BGMが心のやわらかい部分に容赦ない。 カズン、ジュディマリ、ブルーハーツ、 クラスの「夏の日の1993」も聴きたかったなあ。 吉っ読の結束を再確認すべく今夜は、身内のみの会。 ナツヨミの感触をまずは、報告しあいました。 後にこの場でも発表させていただくつもりです。 正直意外な書目がルーエでは、動いております。 とかく今回は準備期間が短かったので、 ゆとりあるスケジューリングで、秋から冬にかけての 企画を練りはじめました。 吉っ読だからこそできうることを模索します。 このウェブのコンテンツについても話合いました。 「本の雑誌」のウェブのように充実させたいところです。 (狭小書店探訪コーナーがぼくは好き) どうゆう形になるか未定ですが、 月一で「吉っ読がオススメする今月の一冊」を 選定したいとおもっています。 売り場にちょっとした吉っ読棚を 据えることができたら素敵かもしれない。 多分に妄想段階ですけど。 内輪での読書会と連動させたいですね。 メンバーが読んだうえで、太鼓判を押す品を ピックアップすれば、これはもう売りがいがあるってものです。 ぼくらのスタイルは気負わずに、 過程を楽しむことです。 その方が受け手も楽しめると確信してます。 ルーエ仲間はいざ知らず、弘栄堂のみんなとも 絆が深まりました。 吉っ読をやって得た最たるものは、 そのあたりにありそうです。 フリペ「ルーエの伝言」最新号、出来です。 是非おたちよりの際は、手にとってみてください。 ルーエ花本
今日は、7月最終週の水曜日。月例の「吉っ読」例会がありました。 始まって10日ほどになる文庫フェア、「吉祥寺の20冊 ナツヨミ文庫カーニバル」の各店の様子などを交換しあいました。わたくし空犬も、各店の様子を見てきましたので、明日、写真入りでレポートしたいと思います。 その他、今日は夏の文庫フェア以降に何をするか、具体的には秋~冬にどんなフェアやイベントができるかについてアイディアを交換しあいました。秋に新書フェアを、冬に大賞を予定している旨、サイトでうたっているのですが、これらについては、少し内容が変わるかもしれません。拙速で不十分な内容のものを続けても意味がありません。今回、夏文庫のフェアで、店舗の枠を超えたフェアのむずかしさも身にしみてわかりましたので、そのあたり、夏フェアで得た教訓は今後のフェアにきちんと活かして、いいものにしていきたいなどとみなで話しているところです。 読者のみなさん、また出版社など関係者のみなさん、こんなフェアがあったらいいんじゃないか、とか、吉っ読にはこんなことをやってほしいとか、リクエストがあれば、ぜひコメント欄を使って、ご意見をお寄せください。 空犬
お肉が苦手な人、 魚を食べられない人、 野菜が嫌いな人、 には時々お目にかかります。 が 麺類が苦手で食べられず大嫌いだ と公言する人にはとんとお目にかかれません。 ヨドバシに突如参入したうどん屋、 「麺通団」をおなじみの吉っ読ルーエ分子で 訪ねてみました。 麺通団ってあの新潮文庫の麺通団って 知ってテンションあがりました。 UDON たいへんおいしゅうございました。 でも今気にかけているのは蕎麦。 であり引越し蕎麦。 キッチュな日本人のしきたりです。 なぜ越してくると蕎麦を配るのか? 「おそば(お側)で末長くよろしくおねがいします」 というのが事の真相のようです。 ちなみに大家さんには2つ(二枚?ニ束?) ふるまうのが礼儀だそうです。 梅佳代さんの新刊「男子」 やっぱりすごくイイ! ホンマタカシの「東京の子供」と 見比べてみましょう。 全然違う! スイッチの今月号は、 梅さんによる新垣(名前なんでしたっけ?ガッキー) 旬ですね~ 昨日、S英社の友人M田さんと ハモニカの「串.com」で呑む。 ネーミングといいとても素敵なお店です。 恐山のイタコに口寄せしてもらった感想なんかを伺う。 ケータイ小説のハシリは、野島伸司にあり、なぁんて話。 とある雑誌の方に「プレゼント」をテーマにした 本について語ってほしいとの打診をうけ、 はて、なんかいいのあったかいなと自分の本棚を 見まわすがキメテに欠け、 いっそ 「オーヘンリ「賢者の贈り物」ですね」 と天然素材な応えをかえしてみようかとも かんがえましたが、あんまりなので、 若干の猶予はあるし、目星をつけて これから読む本を紹介しようと決断。 そこで、手にしたのが ちくま文庫「クラウド・コレクター」クラフトエヴィング商会 まだ少ししか読んでないけど ヘンテコで緻密でハイセンス。 テーマにそっているかどうかは、 柔軟にかんがみていただきたいなとおもっているのです。 ルーエ花本
早朝、 8チャンネルを観るでもなく観ていたら、 おもむろに始ったのが「フジテレビ批評」。 自局の番組をサカナにあれこれ言う番組のようです。 そこに意外なゲストがいて虚をつかれ、 じっくり観るモードへ。 と誘ったのが北上次郎氏。 ご存知「本の雑誌社」の総帥ですね。 ずっ~と遡るとこの人って、 「釜炊き目黒」なんですよね。 憧れたなあ、「怪しい探検隊」。 再読したくなりました。 いやはやいやはや。 で、北上さん、 帯で毎日5分の書評番組を拵えてはいかがかと、 提言しておりました。 一人が一冊の本の魅力を伝える、それだけの番組。 実現したら、押さえなきゃいけない情報源が増えますね。 季節の風物詩、 「コミケカタログ」が店着。 一度行ってみたいイベントです。コミケ。 文学フリマってのにはブース出して、 怪しいミニコミを出品したことがあるのですが、 それとはだいぶ世界が違うのでしょう、きっと。 運搬に苦戦。実に重い。 「ルーエ究極の百 サマーフェスティバル」 がほぼ形になりました。 2階のレジ前で展開しております。 ナイスな冊子もご用意してますので、 お誘い合わせてご来店を願っております。 ナツヨミ20共々よろしくです。 ルーエ花本
よく働きました。 とてもよく働きました。 ぼくがこんな働き者になるなんて 誰が予想しえたでしょう。 先日、財布がない! って一人大騒ぎしましたが、 自分の本棚に陳列されてました。 ほっとした。 財布がなくなるとテンション下がりますね。 仕事がままなりませんでした。 本日はお給金支給日。 うちは直渡しなので、 テンション上がります。 おもわずヨドバシでシェーバーと オリジナル帯製作のための紙を購入。 芥川賞・直木賞が発表されましたね。 書店的にはあまりフィーバー感はない回でした。 河合隼雄さんが亡くなられました。 ものすごく残念なことなのですが、 最悪に不謹慎なことに追悼フェアについて すぐに頭が巡ってしまいました。 哀しい書店員のサガです。 「ルーエ究極の百サマーフェスティバル」 の書目がほぼ揃いました。 おもちゃ箱をひっくりかえしたようなフェアです。 プレジデントの石井さんが、 おもしろいモノをくれました。 「本とキュンと文庫まみれ」 という小冊子です。 関西の紀伊国屋書店の若いスタッフが、 自前の夏100をやっているそうで、 その書目が並んでます。 このテの企画はムーヴメントなのですね、きっと。 非常に手が込んではいるのですが、 ラインナップは、まるで意外性がなく 無難なので拍子抜けしました。 ルーエ花本
初めまして。ルーエ書店員の佐藤です。 いよいよナツヨミ文庫カーニバル始まりました。 そして早速カーニバル4点買いのお客様いらっしゃいました。 喜ばしい。 ついつい、いつもより笑顔で接客してしまいました。 ちなみに、ルーエでカーニバル初日の朝一に売れた本は 「タクシードライバー日誌」です。
「吉っ読」としては初のフェアとなる、独自の夏文庫フェア「吉祥寺の20冊 ナツヨミ文庫カーニバル」がとうとう始まりました。フェアの開催店は、BOOKSルーエ、弘栄堂書店、リブロ吉祥寺店の3店です。店頭の様子などは、各店の担当から別途レポートしたいと思います。 今回のフェアでは、帯や冊子(といっても、20冊のリストを印刷した、ごくごく簡単なものですが)などを手作りで用意しました。店内でのポスターやチラシをどうしようかとみんなで悩んでいたら、なんと、会員が名乗りをあげて、こんなすごいものを作ってくれました。じゃーん。  製作は、弘栄堂書店吉祥寺店の岡田さん、野毛さんのおふたり。私の下手な写真で伝わるかどうかわかりませんが、これ、立体なんです。イラストと写真をコラージュした涼しげな風景をバックに、ぶっくんがいつもの格好で本を読んでいます。よく見ると、ぶっくんも描きおろし。身内の作品をあんまり持ち上げるのもなんですが、これ、とてもよくできています! 上の3店のフェアコーナーで見られるはずですので、ぜひとも実物をお店でご覧になってください。 「吉っ読」一同、たくさんの方のお越しをお待ち申し上げております。 空犬
吉っ読日記をご覧の皆様、初めまして。弘栄堂書店の荘司と申します。 普段は、ミニコミ誌『月刊弘栄堂』で「今月の遅番荘司」を担当しています。 (あと、レジです。) さて、昨日から夏の文庫カーニバルが始まりました。 レジにいてもフェアーのところが気になってついつい目がそちらに いってしまいます。自分の推薦した本とか手にとって眺めているお客さんを 見ると、「買え買え!」と念じたり(笑) そして、昨日は夏の20冊にも入っている、『ショートソング』を書かれた 枡野浩一さんが来店されました! (公式ではなく、プライベートです。) しっかりと夏の文庫フェアーを眺め、パンフレットを見た後、 レジにいらっしゃいまして、本を一冊買っていかれました。 緊張して声をかけられなかったのが残念でなりません…。 次にお見かけした時は話しかけてみようと思います!
昨日、 販売士検定を受けてきました。 荘司くんがいました。 彼が受かって、ぼくが落ちると すごくつらいんですけど、 ありのままの自分でいいんだ! ってすごく気がついてみたい。 で、3日休んで出勤。 ちょっと胃の腑が収縮するほど、 荷物がたまってて、 出してくれていた講談社文庫の新刊も なんつうかダンボールをひっくりかえしたような 出し方でこりゃ大変。 ぼくは陳列に徹底してこだわるのだけが 取柄なのでがんがんがんばりました。 講談社、今月の目玉は、 吉田修一「ランドマーク」 阿部和重「グランド・フィナーレ」 ってとこでしょうか。 グランド・フィナーレだけで阿部和重を判断するのだけは厳禁。 休んでる間に 「吉祥寺の20冊ナツヨミ文庫カーニバル」 「ルーエ究極の百サマーフェスティバル」 共々続々入荷しておりました。 午前中、岡田さんがきてくれて 感涙ものの素晴らしいパネルを持ってきてくれた。 なんと立体じゃないですか!? がぜんぼくが拵えたやつが安くみえる、、 岡田さん、ありがとう。 筒井さんも来てくれて帯がそろった!! でも、 品物が若干揃ってない、、 だがもう辛抱たまらないし、 明日からって銘打ってるし、 出すしかないさ! ということでとっぷり残業して、 1階の人(ぼくは2階の人)に迷惑もかけて 堂々展開、拡材類もそろえた。 そうそうルーエの文庫フロアは2階ですが、 ナツヨミは1階でやっております。 2階では近日「ルエ百」がはじまります。 1階で「カーニバル」2階で「フェスティバル」 1階が「リオ」で2階が「越後湯沢」って感じ。 ルーエ花本
大手3社の文庫フェア、本好きのみなさんは、あちこちの書店の店頭でもうご覧になっていることでしょう。各社の文庫がずらりと店頭に並ぶ様子は毎年見慣れてはいてもやはり壮観、文庫好きにはうれしい光景です。 ふだんから文庫好きを自称しているものですから、名作も最近加わったのもすでにチェック済みのものが多くて、実際に夏文庫フェアで手に取る機会は少なかったりするのですが、先日、こんな本を買ってしまいました。じゃん。  ……オヤジ、わかりやすく踊らされています(苦笑)。なにしろ、賢治、新潮とか角川とかちくまとかいろいろ持ってて、今買い足す必然性はほとんどありませんから。まあでもね、ナツイチ2007限定カバー、ですから。蒼井優、ですから。 さて、「吉っ読」の夏文庫フェア「ナツヨミ文庫カーニバル」、店頭展開開始を来週に控え、いま各メンバーで帯や拡材を忙しく準備中です。帯は、推薦者がコメントを書く、それも記名で書くを原則にしましたので、帯はまさに腕のふるいどころ。当然、わたくし、空犬の推薦帯付き文庫も店頭に並ぶことになるわけです。帯デビュー(もちろん、自分の編集担当本以外の、という意味で)。なんだか大変はずかしいです。 ちなみに、共通帯のデザインはこんな感じです。  ご覧の通り、シンプルなデザインです。実際には、各メンバーが、手書きで、印刷で、切り貼りで、と、いろいろな工夫を凝らすことになりますので、店頭でご覧いただくときの印象はまったく違ったものになっているかもしれませんね。この帯を目印に、「吉っ読」が選んだ吉祥寺の20冊を、吉祥寺の書店で探してみてください。 なお、フェアは、BOOKルーエ、弘栄堂書店の2店に加え、リブロ吉祥寺店でも開催されることになりましたので、併せてご報告しておきます。 空犬
正直な話、 加藤ローサをこよなく愛してるので 「女帝」を観ました。 驚嘆すべき変なドラマでした。 キャストがまず変。 ローサが変なのはまあ狙いってことでよし。 クラブのママがオセロ、う~んこれもいいか。 森本レオが政治家。変。 食いしん坊、山下真司がヤクザ。変だよ。 初回から2度もおそわれてしまうローサ。 ファンとしては、なんともな~ たまに異様にチープな描写が挿入されて萎える。 変じゃない連ドラってきっとあんまりないんだろうな。 ひょんなことから驚くべき事実が発覚しました。 ぼく健康保健を2重に納めていたようです。 一年とちょっと。 いろいろ手続きするとなんと還ってきそうなんですよ! 棚からぼたもち。 自分の金だけど。 ひょんなことから、 シークワーサー果汁入りナタデココヨーグルトを食べました。 おいしい! こもってルエ百の冊子製作に勤しんだ。 すげえいいのが出来たよ! 明日が販売士のテストなのは、 本当に自分にとってお気の毒な事実です。 玉砕してきます。 ルーエ花本
講談社現代新書「生物と無生物のあいだ」読了。 いい本だけど、なぜブルーバックスじゃないのだろうか。 「秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない」 いいパンチラインです。 終章の方で、化学者の著者が生命活動に 重要な役割をしていると目されるGP2というたんぱく質(遺伝子)を見出す。 マウスを使ってそれを実証しようと試みる。 生体実験の方法でノックアウト実験といわれるものがある。 機能を確かめたい物質を披検体から完全に除去して、 どのような作用が及ぶか調べるというものである。 苦心の末にGP2皆無のノックアウトマウスを生成する。 著者は必ずなんらかの影響が出ると確信して注意深く観察する。 ところがそのマウス何の異常も見せないまま天寿をまっとうしてしまう。 通常のマウスとの差異はない。 落胆する著者に情報が入る。 別の研究グループがGP2を完全に除去せず、部分的に除去した 半ノックアウトマウスを生成、観察。 なんたることか、そのマウスは異常をきたし早死にしてしまったと。 通常の思考と逆の結果だ。 結びの数行を抜粋しましょう。 「私たちは遺伝子をひとつ失ったマウスに何事も起こらなかったことを落胆するのではなく、驚愕すべきなのである。動的な平衡がもつ、やわらかな適応力となめらかな復元力の大きさにこそ感嘆すべきなのだ。 結局、私たちが明らかにできたことは、生命を機械的に、操作的に扱うことの不可能性だったのである」 生命の神秘はまだまだ神秘的だなあってことか。 ルーエ花本
本日は公休。 それでも5時起床。 急激な孤独感に苛まれ、 刹那さがつのる。 書を携えまちに出る。 目的地は一つ。 ヨドバシ吉祥寺店。 流石に平日の午前中は、 客よりスタッフの方が多い。 シェーバーの値段ってピンキリなんだな。 高い品はデザインが大袈裟すぎますね。 いろいろじっくり観てやろうとおもってたんだけど、 急にどうでもよくなって帰宅。 ナツヨミの帯をプリント。 各所に配る。 スケジュールがかつかつだ。 そいから、 「ルーエ究極の百サマーフェスティバル」の冊子製作。 1階では「ナツヨミ」やって、 2階では去年ごく一部の好評を得た「究極の百~」をまたやるのです。 懲りないでいこうぜ!と自分を鼓舞。 目が疲れたのでラジオをオン。 J-WAVE、ヒデシマフミカの声はなんて素敵なんでしょう。 ルーエ花本
不可解な現象が起こりました。 報告させてください。 以前より5時起き健康法を実践しているのです。 起きてもぐづついた天候のせいもあり、 陽はさしてきません。 普段通り5時に起きたつもりでした。 朝の一通りの儀式(歯磨き等)を済ませ、 さて、と時計を見ると なんと、まだ夜中の25時だったんですよ! ああ、びっくりした。 もっかいねる。 朝食も改革しようとおもって 最近はもっぱら「フルーツグラノーラ」です。 講談社現代新書「生物と無生物のあいだ」が 実におもしろ興味深い。 章タイトルがいちいちスカシタ感じなのが 好きなような、そうでもないようなところ。 サーフィン好きの化学者がノーベル賞をとった エピソードが紹介される章は、 「サーファー・ゲッツ・ノーベルプライズ」 みたいな、 終章が「時間という名の解けない折り紙」 だったりして、ハナにつくとクールのあいだ。 「ハル、ハル、ハル」のキャンペーンで古川さんがやってきた。 主任に古川さん誕生日らしいですよ、 盛り立てたいっすね、とか無責任なことを言ったら、 ほんとにチョコケーキ(イワレのあるものらしいです) を買ってきてくださったんです。 古川さんも意表つかれて、喜んでくれたし 主任超ファインプレーっすよ! 二人ともあわあわもごもごして、 文学談義とかしてみたかったんだけど、 終始あわあわもごもご。 古川節を随所できくことができました。 「同世代の日本人作家?別に意識しませんね~」 オオー! 「映像化の話も一本あります」 オオー! 「朗読はスゴいのができたよ、ハモニカキッチンで最初に向井さんと会ったんですよ」 オオー! といった感じですが、全体の印象は物腰やわらかなお兄さんでした。 大人としてあえて控えましたが 「芥川賞欲しいですか?」 と訊いてみたかった。 ルーエ花本
先月末の例会兼お披露目会の報告がまだでした。先に「新文化」の記事が出ちゃったりしてタイミングとしては間抜けな感じですが、遅ればせながら、このブログでも報告させていただきます。 去る6/27(水)(「新文化」の記事では6/26とありましたが、27日です)、吉祥寺のいせやにて「吉っ読」お披露目会を開催しました。「吉っ読」のスタートにあたり、お付き合いのある出版社のみなさんにはなるべく早く会の結成を報告したいというW会長の思いから出た会です。 当日ご参加くださったのは、WAVE出版、太田出版、河出書房新社、コン企画、視覚デザイン研究所、ジャイブ、集英社、集英社サービス、新文化、早川書房、プレジデント社、文藝春秋、よるひるプロ、リトルモア、オリオン書房、ブックファースト神田店のみなさん。版元さん、書店さん合わせて20数名、我々「吉っ読」を入れると30人を超えるという、大変にぎやかな会になりました。ご参加くださったゲストの皆様に、あらためて御礼申し上げます。 まだスタートしたばかりの会ですし、お披露目会のときは、まだ夏文庫フェアの準備も始めていないような状況でしたので、「お披露目」といっても実際にお披露目するようなものはほとんどありません。それでも、メンバー全員を紹介し、今後の活動予定をみなさんに報告できましたし、その後、2次会も含めて、夏のフェアについて、今後の活動について、みなさんからたくさんの貴重な意見も聞けましたから、会の意味は十分にあったように思っています。 なお、今回の会ですが、お披露目会といっても、声をおかけしたのは、BOOKSルーエと弘栄堂の知り合いのみなさんが中心で、網羅的に声をおかけしたわけではありません。我々に、そんな大きな会ができるはずもない、ということもあります。ですので、なぜうちが入ってない、とか、なぜこの名前があってあの名前が、なぜ声をかけてくれなかったとか……見る方によっては、上のリストには気になるところがたくさんあるかもしれませんが、そのような事情のごくごく内輪の会ということで、どうかご了承ください。 このような大規模な会はしょっちゅうもてませんが、毎月の例会には、ときどき版元さん、書店さんのゲストの方をお呼びして、今後の活動について、意見交換するなどもしていきたいと思っています。 空犬
棚卸しおわってどかっと注文品がきたりして、 午前中はふぃーふぃーと一人レジ内業務。 やたら空腹。 文春文庫新刊。 シブめのラインナップ。 中公新書の常備入れ替えは断念。 明日やろ。 明日は古川さんが来るから、 きゃっほうって 話をK出書房さんと。 ナツヨミのリストをもったえぶる。 まだだめなの。 鉄ちゃんフェアもそろそろ飽きてきたので 次は そう! あれだ! 仏像 仏像だ! 仏像フェアやんぞぉ!! そんで外食が続く今日この頃。 偶然帰路に同僚と合流し 西荻の卓球酒場へ。 カシスオレンジをズーズー呑む。 料理おいしいし、 店主はしなるような体で、 ジョジョ立ちが似合いそうなナイスガイだし 気にったよ! ポン蔵。 大工さんがマリオをやっている。 大人しめの夜。
初めまして? 芋福です。「 ルーエの伝言」では絶版本中心に紹介しているので、ここでは最近買ったラノベを中心に紹介していこうと思います。 ではでは・・・ ★『 レンタルマギカ』 三田誠、角川スニーカー文庫。 今回ので早や10冊目。コミック化もし、今秋にはアニメ化も決まっているハルヒと並ぶスニーカーの柱のひとつ。ある日突然、失踪した父の代わりとして魔法使い派遣会社を継ぐことになった主人公、伊庭いつき(「ドラえもんで失神した男」という不名誉な逸話があるビビリ)が、さまざまな魔術騒動に巻き込まれていく・・・・・タイトル通り、魔術ネタが多いのでオカルトネタに慣れている人じゃなきゃ読みづらいかも?刊行ペースが早いのも魅力のひとつです。 ☆『 とある魔術の禁書目録SS』 鎌池和馬、電撃文庫。 今回のは短編集。とはいっても前巻である13巻のつづき。春先ぐらいから、「ガンガン」「電撃大王」とレーベルを超えてコミック連載が開始した人気作。超能力が科学によって解明された世界。能力開発を時間割に組み込む巨大な学園都市に住む高校生・上条当麻のもとに、純白のシスターが現れた。彼女は禁書目録(インデックス)と名乗り、魔術師に追われていると言う。こうして、上条当麻はオカルトの世界へと足を踏み入れていくことになる・・・・・結構王道パターンの小説です。少年漫画的展開が好きな人ならはまると思います。 ★『 悪魔のミカタ666②』 うえお久光、電撃文庫。 前シリーズと今シリーズ間が2年半くらい空いていたので、2巻が出るのも遅いのかと危ぶんでいたが今回はすぐ出てくれたのでよかったです。悪魔の味方がいる、悪魔が味方する、悪魔の見方、視方、診方、観方、看方・・・主人公の意思を軸にどうとでも考えられる「ミカタ」というタイトルがずっと気になっていました。が、今シリーズではそのことが少し触れられていました。今後の展開が楽しみです。 ☆『 新フォーチュン・クエスト⑬』 深沢美潮、電撃文庫。 もはや定番というか大御所。今年で17年目(18かも)を迎えたこのシリーズ。購買層も広く、中には親子二代で読まれる方もいるみたい。物語も佳境に入ってきたらしが、シリアスさを感じさせず、ほのぼのとしていて、いつも通り楽に読める作品です。いつかは終わってしまうのでしょうが、いつまででも続いていて欲しいですね。『デュアン・サーク』『青の聖騎士物語』とはリンクしているので、興味を持たれた方は、合わせて読んで欲しいですね。 こんな感じでゆるゆると書いていきたいと思います。 目標は月1、2くいらい更新です!!
いやはや、すごいことになってきました。 先週木曜発売の、2007年7月5日付け『新文化』に、なんと「吉っ読」が取り上げられました。記事は、「吉祥寺の街を一つの巨大な書店に!」と題され、写真までありです。大変です。 一般の方はご存じないかもしれませんが、『新文化』は、「出版業界唯一」を名乗る業界専門紙。創刊50年を超えていますから、「老舗の」をつけてもいいでしょう。出版業界、書店業界の話題満載の中身は、この業界に身を置く以上、必ずチェックしておきたいところです。出版業界の話題はともかく、書店関係がこれだけくわしいソースはほかにはまずありませんから、空犬にとっても大変重宝な存在です。紙版は毎週、オンライン版も週に2、3回必ずチェックを欠かしません。 そんな業界紙に、「吉っ読」が取り上げられたわけです。いやはや。『新文化』のオンライン版に花本会長が連載を持っているなど、「吉っ読」との縁はその前からあったとはいえ、現時点で、活動の中身は実質的に何もない、半素人集団に過ぎないこの会のキックオフが、このような記事、しかも写真入りで紹介されるというのは異例のこと、破格の扱いと言っていいでしょう。ずっと読んできているぼくも、このような書店の集まりが紹介されたケースは、まず記憶にありません。 夏の文庫フェアに、大賞に、Webサイトにと、活動の予定なども、くわしく紹介されています。こうなると、当然のことながら、簡単に「やーめた」「ダメだった」というわけにはいきませんね(もちろん、もとよりそんな気持ちはありませんが)。大変なプレッシャーです。プレッシャーですが、これは、エールであり、応援なのだとプラスに考え、「吉っ読」を一歩前に進める原動力にしてきければなあと思っています。 ところで、この記事で取り上げられているのは、去る6月27日に、いせや(吉祥寺)で懇意の版元さん向けに開催したお披露目会の様子なんですが、肝心のこのサイトでお披露目会報告がまだでした。早速、明日にでも、当日の様子をご報告したいと思います。 空犬
今朝も5時に起きすごぶる快調。 ちょっとボーっとした感じが板についてきたかな。 どうゆうわけか、早退欠勤販売説明会出席などで 人が少なく月曜恒例のぼくが 最もてんぱる社員ミーティングが流れる。 DS脳トレブームにのっかかって 知恵の森の「頭の体操」シリーズを面陳。 午後は文春の新刊が割れて入ってきた。 肝心のよしもとばなな「はつ恋」は明日の朝。 芥川直木が迫ってる。 円城塔が芥川とったらSF畑からの初受賞ってことで 早川さん喜ぶでしょうから 見越してJコレクションの 「セルフリファレンスエンジン」を10冊程積んでやろうじゃんか。 いいタイトルだな。黄色い本ね。 「ルーエ究極の百サマーフェスティバル」の手配に追われる。 「本屋の森のあかり」って漫画知ってる? 書店ラブコメです。おれメガネ男子だけどモテません。 あがっておなじみのメンツと岡田さん合流して 初淀橋。ナツヨミの帯用紙選定。 それしてガストでごはんしながら 今後の動き、展望、打算、駆け引き、罠、 を捕捉。変に盛りあがる。 冊子をいろんなとこに置かせてもらう という戦略を確立。いいかもしれないぞこれは。 福井くんの新しいあだ名→小銭様 (理由 いっぱい小銭持ってるから)
そんなわけで、 「吉祥寺の20冊ナツヨミ文庫カーニバル」 いよいよ大詰めです。 肝心の書目は、ちょっだけ待ってください。 (決まってないわけでは、ありませんよ。 若干もったえぶっているのです) 7月15日にこの場で発表させていただきます。 是非適度に期待してください!
「本屋のおやじのおせっかい 中学生はこれを読め!」をはじめとする、ユニークな、というかユニークすぎるフェアで有名な札幌の書店、くすみ書房さんを訪ねてきました。お店には短時間しかいられなかったのですが、いやあ、そのわずかな滞在時間は至福の時でした。驚き、そして、うれしくなる、本好きには驚愕の空間がそこにあったのです。 個性的な品揃え、棚作りをしている小さな書店さんは東京にもたくさんあります。でも、お洒落系でも、専門店でもない、いわゆる街の本屋さんに入って、見たことのないような棚展開がされているのを目にする機会って、そうそうはありませんよね。熱心な書店好きでいろいろなところを見ている人ならなおのことでしょう。ところが、このくすみ書房は、本当に、店内の光景が「違う」のです。見所はたくさんありますが、いろいろなところで取り上げられて有名になった「売れない文庫フェア」と「全点フェア」はとくにすごい。圧倒的な迫力です。文庫好きは落涙必至、あれもこれもと抜きたくなるような棚になっていました。 店長/社長の久住さんにもいろいろお話をうかがうことができました。正式な取材、というわけではなかった当方に、実に丁寧に、これまでの取り組み、今後のことを、話してくださいました。久住さん、本当にありがとうございました。「吉っ読」のみんなと一緒にお話を聞けなかったこと、それだけが残念でしたが、今回の訪問は大収穫でした。 くすみ書房訪問記は、久住さんのお話と一緒にまとめ、レポートとして、このサイトでご紹介したいと思います。
しおりやサイトで予告していました、「吉っ読」版夏の文庫フェア、その名も「吉祥寺の20冊 ナツヨミ文庫カーニバル」2007が、まもなくBOOKSルーエおよび弘栄堂書店で始まります。20冊の選書はすでに終え、現在、フェアの冊子、帯、店内ポスターなどを準備中です。 書店独自の文庫フェア、それだけなら別にめずらしいことではないでしょう。でも、同じ地域で、版元主導ではない書店独自の文庫フェアが、複数のお店で展開されるのはめずらしいのではないでしょうか。もちろん、上に書いた冊子や帯は、共通のものです。ルーエにも弘栄堂にも同じ帯が並ぶところ、ルーエの推薦者名が入った帯が弘栄堂に、その弘栄堂推薦帯がルーエに並ぶところを想像するだけで、企画者側のこちらまでなんだかわくわくしてきます。 フェアは7月中旬開始を目指して準備中です。開始日は、正式に決まりましたらこのサイトで報告します。吉祥寺の、近隣の、中央線沿線の本好きのみなさん、ぜひぜひのぞきにきてください。お店には来られないみなさんにも見ていただけるよう、ナツヨミリストも後日、サイトにアップする予定です。 空犬
今日から毎朝5時に起きることとする。 おれ2,0 出勤前にナツヨミの拡材製作所。 日曜休配。 夏100の飾り付けをまだしていたりした。 3階コミックフロアの柴田さんがやってる ヒグラシフェアが凄い凄い凄い。 空犬さんよりナツヨミの冊子が届く。 おうちで裁断機あるからスパスパしてこうかと おもったけど興が乗ったので おなじみのルーエっこ達と休K室で カッター断ち、折りx100 やれやれ、 つけ麺喰らって帰宅。
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